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動画撮影に欠かせないNDフィルター|可変・マグネット・固定を使い比べてわかったこと

目次

はじめに

こんにちは。今回は動画撮影に欠かせないアイテム「NDフィルター」について、僕自身の経験を交えながら書いてみたいと思います。特に、動画撮影でNDフィルターがなぜ必要なのか、そして実際に使ってきた可変式・マグネット式・固定式をどう感じたかを整理しました。


NDフィルターとは?

NDフィルター(Neutral Densityフィルター)は、レンズに入る光の量を減らすためのフィルターです。これを使うことで、明るい環境でも適正な露出を保ちながら撮影できます。

特に動画撮影では「フレームレートに対して適切なシャッタースピードを保つ」ことが重要です。

一般的にはフレームレートの2倍(180°ルール)が目安とされています。たとえば、24fpsなら1/48秒、30fpsなら1/60秒が理想とされます。日中の屋外でこのシャッタースピードを実現するには、NDフィルターが必須になります。

フレームレートとシャッタースピード(アングル)

  • 24fpsなら1/48秒
  • 30fpsなら1/60秒

可変NDフィルターは便利だけど難しい

最初に使ったのは、KANIのねじ込み式可変NDフィルター ND2-64でした。取り付けたままリングを回すだけで明るさを調整できるので便利だったのですが、濃度を上げると「X状のムラ」がどうしても目立ってしまいました。

もちろん、Xムラが出ずに使用できる範囲内で使う分にはまったく問題ないのですが、可変幅が大きくなるとそれだけXムラが発生しやすくなるので、注意が必要です。

僕の場合はすぐに可変幅いっぱいに使ってしまいがちで、ポスト処理で修正するのも難しく、常に気を使いながら撮影しなければなりませんでした。

逆に、ムラが出ない範囲内でしっかり運用できる方には可変NDはかなり良い選択肢になります。

可変NDフィルターのメリット

  • 1つで複数の濃度を調整して使うことができる
  • 固定値以外の濃度以外を細かく調整できる
  • コストを抑えられる

マグネット式可変NDの使い分け

次に試したのは、マグネット式の可変NDフィルターです。着脱が数秒で済むので、可変幅を抑えつつ複数枚を付け替えて使える点が魅力でした。

ただ、移動中や不意に負荷がかかったときに外れてしまうことがありました。マグネットの強度は高いものの、服やバッグに引っかかると簡単に外れてしまうのは弱点だと感じました。

これも僕の運用方法の問題という要素が大きいのですが、使用後の移動時などはちゃんと外してフィルターケースにしまうなど横着せずにこまめに扱えるとなんの問題もありません。


結局たどり着いたのは固定NDフィルター

最終的に選んだのは、固定式のNDフィルターです。現在は82mmのND8、ND16、ND32を常に持ち歩いています。必要に応じて付け替えたり、重ね付けで濃度を稼いだりしています。

確かに付け替えの手間はありますが、色ムラや不安定さがなく、安心して撮影に集中できる点は大きなメリットです。


まとめ

僕の結論はこうなりました。

  • 可変NDは調整がしやすいが、高濃度ではムラや色かぶりが避けられない
  • マグネット式は便利だが、外れるリスクがある
  • 固定NDは手間がかかるが、最も安定して使える

今後は、Nisiの「Swiftシステム」やH&Yのレボリングなど、他のユニークなフィルターシステムも試してみたいと思っています。

ちなみに、僕はNDフィルターのサイズを82mmに統一しています。口径が小さいレンズにはステップアップリングを使うことで、すべてのレンズで共通して利用できるからです。フィルターは大きめを選んでおくと、結果的に効率が良いと感じています。

↓こちらステップアップリングに関する記事です。

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