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コスパ最高!高性能リニアPCMレコーダー「ZOOM F3」の魅力

動画制作において、音声の質は作品の成功を左右する重要な要素ですね。YouTubeなどのデジタルコンテンツでは、音質の悪さが視聴者の不快感を生み、動画から離脱するリスクを高めてしまいます。

特に、雑音の多い屋外での録音は、クオリティの高い仕上がりを目指す制作者にとって大きな課題となります。

そこで今回ご紹介するのは、僕もかれこれ2年近く愛用している高性能なPCMレコーダー「ZOOM F3」です。

32bit flortでコンパクトなこのレコーダーは、そのサイズを感じさせない録音性能があり、動画編集者の音声クオリティへのこだわりに応えるPCMレコーダーです。

本稿では、ZOOM F3の魅力的な特徴と、その使用価値を高める周辺機器について、実際の使用経験を交えて詳しくお伝えします。

目次

PCMレコーダー「ZOOM F3」が動画編集者にとって最適な理由

ZOOM F3の主な特徴を簡単にまとめると、以下の通りです。

  • 最高192kHzのサンプルレート
  • 32bit float録音
  • XLRコネクター×2
  • -127dBVの低ノイズフロア(周辺ノイズが小さい)
  • 電源: USB-Cバスパワー、または単3電池(2本)
  • ボディ重量269g
  • サイズ: 107mm x 60mm x 26mm
  • マイクロSDカード(SDXC対応)記録方式

1. 高音質の192kHz、32bit float録音

ZOOM F3は、サンプルレート192kHz、ビット深度32bit float録音に対応しています。この組み合わせにより、繊細な音のディテールを逃さず、音割れやノイズの心配も少なくなります。録音した音声は編集での調整に対して、柔軟な耐性があるので,ノイズ処理やイコライジングをより自然に処理することができます。

サンプルレートとは?

サンプルレートとは、音をデジタルデータとして記録する際に、1秒間に音をどれだけ細かく刻んで記録するかを示す数値です。たとえば、サンプルレートが44.1kHzの場合、1秒間に44,100回音のデータが記録されます。
サンプルレートが高いほど、録音できる音が細かくより自然な音となります。

ビット深度とは?

ビット深度とは、音をデジタルデータとして記録する際に、音の大きさをどれだけ細かく表現できるかを示す数値です。
例えば、ビット深度が16ビットの場合、音の大きさを65,536段階、24ビットの場合は1,670万段階で表現でき、数が多いほど広いダイナミックレンジ(つまり、どれだけ小さな音から大きな音まで記録できるか)が得られます。
さらに、32bitフロートはさらに進んだ形式で、音の大きさを無限に近い幅で記録できるため、音のクリッピング(音割れ)やノイズが発生しにくく、録音後の音量調整にも柔軟に対応できます。

・16bit 65536段階=96dB
・24bit 1670万段階=144dB
・32bit float 理論的に無限(1500dB)

ちなみに、144dBの音がどれぐらいかというと、14飛行機のジェットエンジンの音を間近で聞いている状態と同じくらいの非常に大きな音です。

2.小型で軽量、撮影現場での扱いやすさ

F3は手のひらサイズのコンパクトな設計で、携帯性が抜群です。大掛かりな装備が不要な分、機動力が増し、撮影現場でのセットアップもスムーズです。

電源を入れてからシステムの立ち上がりがとても早いのも魅力です。

特に、ワンオペで必要な機材を軽量化したい動画編集者にはぴったりといえます。

3. ボディ下部にある1/4ネジ穴でカメラ周りにスマートに固定

ボディ底面に1/4ネジ穴があり、三脚や雲台に固定しやすく、セッティングも素早く行えます。しかし、個人的に感じたのが、このネジ穴が 電池の蓋に近い位置 にある点!

この写真の通り、使用する雲台によっては電池の蓋が非常に開けにくくなります。というか開けられません。。

ZOOM F3本体背面

そこで色々探しまて行き着いたのがこれです↓

ARTCISE 小型ボール自由雲台
先端が小さめで電池の蓋に干渉せずに固定できるため、電池交換がスムーズに行えます。このタイプの雲台はなかなかないので、ぜひ一緒に揃えることをおすすめします。

それと、カメラや三脚でマイクと一緒にセットするとき↓

Leftfoto デュアルコールドシューマウントブラケット
カメラのコールドシューにマウントする際には、 二股のシューアダプタ があると便利です。これにより、マイクやライトなど他のアクセサリーと並行してF3を装着できるので、撮影環境を効率化できます。

実際に使って感じたバッテリーと充電の工夫

ZOOM F3は、USB-Cバスパワーのほか単3電池2本でも駆動するため、長時間のフィールドワークにも対応します。バッテリー選びは重要ですが、私が愛用しているのがエネループです。エネループはニッケル製ですが、約8時間はもつので、4本あれば丸一日の撮影でも困ることはありません。

また、充電器として使っているのが ISDT A4 Air 電池充電器 です。この充電器はコンパクトで持ち運びしやすく、フィールド録音の際も軽装備で済むので非常に重宝しています。

エネループ純正の充電器だと、コンセントからしか給電ができませんが、ISDT A4 AirはUSB-Cから給電することもできるのも嬉しいポイントです。


ZOOM F3を使った具体的なシーンとおすすめポイント

  • インタビュー撮影
    小型であるため、インタビュアーの手元やテーブルにさりげなく置いても目立たず、スムーズに撮影が行えます。また、話者の急な大声(笑い声など大きくなりがちでレベルオーバーします)でも32bitフロート録音で修復可能です。
  • 自然音のフィールド録音
    192kHz、32bit float録音が繊細な音をクリアに捉えるため、風の音や水の流れなど、微細な自然音も見事に収録できます。
  • ASMRの制作
    広い音域での録音が可能で、微細なニュアンスもきっちり記録することができるので、ASMRに求められるリアリティのある音の表現に最適です。編集の際に音質の劣化を抑えられるのも助かります。

まとめ

ZOOM F3は、動画編集者や音声クリエイターにとって、扱いやすく高音質なPCMレコーダーといえます。

また、コストパフォーマンスにも優れており、3万円台でこのコンパクトさと音質を実現しているレコーダーは他にありません。

軽量で持ち運びやすく、32bit float録音対応で広い音域をしっかりカバーするため、音質に妥協せず、どんなシーンでも活用できます。さらに、自分にぴったりのアクセサリーを合わせて使うことで、現場での使い勝手もぐっと向上します。

この機会に、ZOOM F3で音声収録のクオリティをワンランク上げましょう。

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